フランチャイジーあきらの感謝したいこと 中編
そんなこんなで
令和元年6月に高齢者向け配食サービスをフランチャイズで開業した
個人事業主となりました。
まあ実は、私のせいで開業前からとんでもない事態になっていたのですが、
実は私、貯金ゼロだったのです!!
いや〜今思えば、何にお金を使っていたのか分からないのですが
月収40万円くらいは手取りで貰っていたのですが、貯金はゼロだったのです。
格好つけの見栄っ張りだったので、食事や買い物はほとんどお金を出してましたね!
貯金ゼロで「開業したい!」って本当にヤバイ奴!!
なので、開業にかかる費用は全額、妻に出してもらっていました。
物件取得費、設備費用、食器や調理器具、パンフレットや広告費など
お店にかかる初期費用だけでも200万円くらいは出してもらったと思います。
さらに、ゼロからのスタートなので、最初っから売上は無く、しばらくは赤字経営が続いてしまうんです!
いや〜本当に今思えば、「マジでヤバイ奴」ですね!!
そんなこんなで、お金が無ければ生活できないし、お金を借りようって事で
「日本政策金融公庫」に相談しに行きました。
- 今までの経歴
- なぜこの事業を始めようと思ったのか?
- どんな売上予測なのか?
などを聞かれました。
借りたお金はちゃんと返すし、世の中にとって良いことをするんだから
当然、お金は貸してくれるでしょ?って感じで甘い気持ちで行ったんです。
すると、1週間後くらいに電話があって
「あなたにお金は貸せません!!」
んなアホな!!
理由としては、
- 事業を始めるにあたって計画を持って貯金が出来ていない
- 始めようとする事業の知識、経験が無い
- 事業を始めてからの顧客見込みが無い
全てごもっともだと思い、反論の余地がありませんでした。
途方にくれました。
でも、
何とかしなきゃ!
生活できないし!!って事で
なぜか市役所に相談してみました。
すると、「信用金庫に相談してみては?」とのアドバイス
(いや〜マジで神のお告げかと思いました)
早速、信用金庫に相談してみたのですが、
めちゃくちゃ手間がかかりました。
書類の提出、書類の提出、書類の提出、面談と
兎にも角にも書類の提出が多かった記憶があります。
信用金庫に相談に行ってから約2ヶ月後、
何とか200万円のお金が振り込まれました!!
これで当分は生活できると安心した事を覚えています。
ただし、現実はそんなに甘くはありませんでした。
材料費、会費、宣伝費、備品、家賃、光熱費、その他支払いなど
開業からずっと赤字が続いていました。
苦労して借りた200万円がどんどん無くなっていく!
正直、焦りました。
フランチャイズ本部が提出してきた試算表によると
約4ヶ月で黒字になり
約半年で20万円くらいの利益が出る!
こんな試算を間に受けた私がバカだったのですが
私は根っからに人が良いので(笑)正直に受け止めてしまったんですね!
2020年1月
借りた200万円は約半年で無くなりました。
さて、どうしようかな?と考えました。
信用金庫に相談に行くって言っても、たった半年で200万円を使い切ってしまう人に、もう1度お金を貸してもらえるのだろうか?
私が信用金庫側の人間だったらNGかなと思ったので、信用金庫は保留。
別の案は無いかな?と考えると
「日本政策金融公庫」の事を思い出しました。
以前、金融公庫に相談して断られた理由が
- 事業を始めるにあたって計画を持って貯金が出来ていない
- 始めようとする事業の知識、経験が無い
- 事業を始めてからの顧客見込みが無い
主な理由がこの3点だったので、今なら大丈夫じゃない?と思ったのです。
案の定、すんなりとお金を貸してもらえました!!
しかも、相談に行ってから2週間くらいでの入金だったので助かりました。
今回は250万円!!
前回の借金と利息も足すと約500万円の借金をすることになりました。
まあ、500万円くらい、
「ちょっと良い車を買ったと思えば良いじゃん」と自分に言い聞かせております。
さて、2020年の新たな門出に
借金500万円をぶら下げてスタートするフランチャイジーあきら
壮絶な1年の幕開けとなります。
続きはまた今度!
では!!